心の美容に…『 涙活 』でココロをデトックス
33歳独身女です。
だいぶいい年齢になってきました。
そんな年齢を重ねる事に対して、涙しそうな私にぴったりな活動がありました。
その名も、 『 涙活 』。
みなさんはご存知でしょうか?
名前の通り、 涙を流す活動の事で、意図的に涙を流す事で様々な効果があると話題になっている活動です。
今までは主に外面の美容についてご紹介させていただいていましたが、今回は内面の美容、心の美容方法として、この涙活をご紹介したいと思いますデス。
涙活とは?
「るいかつ」と呼ばれるこの活動。かの有名な離婚式をプロデュースされた 寺井広樹さんによって発案された活動です。
結婚式や、感動的な映画を見た時などに、気持ちが高まってつい泣いてしまった後、やけにスッキリしていませんか?
涙活は、そういった状況を意識的に作り、泣く事で、ストレスを発散させ心のデトックスを図る活動全般の事を指します。
ちなみに、涙活を一緒にした友達の事を、 涙友と呼ぶそうです。
涙活の効果
普段はなかなか泣く機会がないかと思いますが、そもそも泣くという行動は、人の身体にどういった変化をもたらすのでしょうか?
ストレスも一緒に流れる
前項の涙活の活動目的そのものですが、実は科学的にストレス解消になる事が証明されているんです。
感情から来る涙には、ACTHと呼ばれるホルモンが含まれている事が分かっています。実はそのACTHというホルモンは、ストレスを感じた時に分泌され、 イライラや身体の不調の原因となる物質なんです。
つまり、泣く事で、そのホルモンも一緒に流れていくので、ストレスも一緒にバイバイ出来ちゃうというわけです。
だから、泣いた後は妙にスッキリするんですね。
美肌効果
ストレスが無くなると、自律神経のバランスがよくなります。
バランスが整うことで、血行も良くなり、質の良い睡眠が取れる様になるので、美肌効果が高まります。
顔のむくみも緩和される
涙を流さないでいると、涙が出る元である涙腺が詰まってしまうそうです。
酷い場合、顔のむくみに繋がってしまいますが、泣いて涙を流す事でその詰まりが解消され、血行促進に繋がり、顔のむくみの緩和になります。
ストレスを発散させる事での副産物的効果がたくさん
涙活の効果はたくさんありますが、泣く⇒ストレスが発散される この流れによって心と身体に様々な効果をもたらしてくれるというわけです。
なので、いくら泣いてもスッキリしない涙活は、全く効果がないとも言えるかと思います。
涙活の活動方法について
涙活の活動方法は、 1ヶ月2~3分程でいいので、能動的に涙を流す機会を設ける。この1点のみです。
その為、特別な条件もなく、感情から来る涙を流せるものであればどんな活動をしてもいいと言われていますが、なかなか泣けるシチュエーションを作る事は難しいかと思います。
そんな涙活を後押ししてくれる、 涙活イベントと呼ばれるものが全国で開催されています。
涙活イベントは、大勢で感情を共有して泣く場
涙活イベントでは、多くの参加者がいる会場で、感動映画や動画を流したり、「泣語家」という新しいタイプの噺家さんの泣ける話を聞かせたりと、あの手この手で感情的に涙を誘う仕掛けを用意してくれます。
大勢いる中だと泣けないという人もいるかと思いますが、静かな会場内でそういった仕掛けが施される事で、1人が泣くと会場内に響き渡り連鎖的に泣ける、「もらい泣き」の作用によって、全然泣けちゃう! といったケースが多いそうです。
もらい泣きは、感情の伝播によって起こると言われ、感情の伝播は 同じ空間内に同じ感情を持つ人が多ければ多いほど、広く多くにその感情が伝染していくそうです。
涙活イベントでは、伝染というより 感情の共有という言い方が正しいかと思います。もしかすると意図的にそういった空間にしているのかもしれませんね。
ちなみに、映画館でもそういったもらい泣き現象ありますよね。私はほぼ100%もらい泣きします(笑)
なので、一人で泣けない! という人は涙活イベントの参加を検討してみるといいかもしれません(*^_^*)
涙活は難しい…?
泣けるツボは人それぞれという事もあり、涙活イベントで泣けない場合もあるそうです。
また、イベントの過剰演出で泣けないというケースもあるそうで、
『泣ける動画』の総集編という触れ込みだったのですが、実際に放映されたのは、今まで観たことがある動画の『泣けるシーン』がぶつ切りで編集されていたもの。全然泣けなかったどころか、好きな作品が侮辱されているようで辛かったです。
出典: 「涙活」イベント参加者 過剰演出で「全然泣けない」と苦言 -NEWSポストセブン-
といった事を思った人もいるそうです。なかなか難しいですね…涙活。
泣けるツボを知る所からスタートした方がいいかも
自分の泣けるツボを知らない人は、まず一人で涙活してから、イベントに参加をするというのでも遅くないと思います。
自分のツボを知っておく事で、泣けそうなイベントかどうかがある程度分かりますし、自身の 泣きジャンルを開拓する…なんて事も出来るかと思いますデス。はい。(泣きジャンルは、私のオリジナル造語です。)
まとめ
大の大人が泣くなんて出来ない~という声も聞こえてきそうですが、泣く事は別に恥ずかしい事ではないと思いますし、泣く事で、自身の精神とお肌のケアが出来るなら、むしろものすごく良い行為といえるかと思います。
皆さんも、月に1回泣いてみませんか?
ちなみに、私は動物ものの映画に非常に弱いので、動物ものが主体になっている映画であれば大抵泣けます。
GTMブロガーのぐっさんも、その手の映画に弱いそうで、「ハチ公」や「クイール」に代表される、ワンちゃんの映画を見れば10秒で泣けると豪語していましたので、今後、涙友になりにいこうかと思います(笑)
◆文: 3○歳独身女 あず(GTMスタッフ)